FC2ブログ

びんかんでなにがわるい

移転しました:http://b.dlsite.net/RG24790/

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

吸収快楽地獄


Temptation Retaliate
パルテノンさんの新作。
意識があるのに催眠で抵抗できない、みたいな。
抵抗できないってあたりが素敵(’’



今回は久々のSSで更新です。
が久々なのであんまりエロくないかもしれないです。すみません|ω・)











 「んぐ……ふ……むぁ……く……っ……ぁ……」

 その場所からは粘度の高い液体を擦りつけた音と、くぐもった女性の声が響いていた。
 光がかろうじて届き視界が確保できる空間。一見すればただの建物の中のようにしか見えない。人が作り上げた古いものの立派な館だ。
 だが、そこに居を構えるのは人ではなかった。正確に言えば人はいるのだが、生活を営んでいるわけではない。ただそこにあることを許されただけの餌。
 その館はおよそ人では到底辿り着くことができないほどの力を持った存在により管理されていた。

 一度入れば二度と帰ることはできない魔の巣窟。

 噂ではそのように囁かれていたのだが、その実態を知るものはほとんどいなかった。なぜなら調べに行ったものは誰も帰って来なかったのだから。

 そんな魔窟へと、調査に行った妻を救い出して欲しいという依頼が初夏のもとに届いた。
 依頼主の妻はただの研究者で、力はもちろん戦うすべさえ持ち合わせていないという。無謀の極みだと思いつつも、力を持つものとして、こうして依頼を受ける形をとっているものとして受諾した。異世界で生きるためには背に腹は代えられないという言い訳を口にして。

 そうして現地に到達し外から見てみればなんとも禍々しい気配なことか。普通ならば決して近づくことはしないだろう場所なのだが、魔法という力がある世界だ。むしろ探究心をくすぐられるということもあるのだろう。
 できることなら外から一撃で吹き飛ばしてしまいたかったが、行方不明者もいることを考えると、ため息一つで館へと踏み入れた。
 案の定扉はひとりでに締まり閉じ込められることになる。

 警戒をするのだが、館の中は外から見た時など比べ物にならない気配が渦巻いており、気配察知はできそうになかった。
 慎重に廊下を歩いている時だった。廊下の角に人影が消える姿を見た。思わず声を上げて、追いかけようとしたその直後だった。

 「な――っ――むぐぅ!?」

 突然天井と床から、すり抜けるようにグロテスクな触手が現れて、初夏の体に絡みついた。
 口を塞がれ、胸を咥えられ、腹部に絡み持ち上げられて、無防備になった下半身に張り付かれる。
 女として敏感な部位への急な刺激に初夏は一つ体を震わせて、一瞬意識に空白を創りだしてしまう。
 それが大きな隙となってしまった。

 「――む、ふ――ぅぁ……!?」

 ゴキュリと触手が何かを飲み干すような動作をした瞬間、体の中心から何かが吸い取られるような虚脱感と背筋をビリビリと刺激する悦楽を覚えた。
 視界がくらっと揺れる。まずいと思い引き剥がそうと触手に手を伸ばす。だが――

 ゴキュ……ゴキュ……ゴキュ……っ

 「ふむ……ぅぅぅぅうぅぅ……! むぁ、んむぅうぅぅぅ……!」

 口を覆う触手が生き物のそれのように、喉を鳴らし何かを呑むような動作を連続で始めてしまうと、またも大きな虚脱感と悦楽にが走りぬけ力が一気に抜けてしまう。

 (うぁ……ぁ……ち……から……が……ぬけ…………ぁっ……むね……が、ぁ……むね……は……ぁ……っ)

 カクンと段階的に脱力していく中で、胸にくわえていた触手が、ハミハミと甘噛をしながら喉を鳴らす。まるで母乳が乳腺を駆け抜けるかのような刺激に初夏は、たまらずむせび泣き打ち震える。鼻にかかった甘い吐息とくぐもった悲鳴が上がる。

 「んむぅ……! ふぁ……ぁ、むぅぅぅううぅ……! んふぅ!? むぉ、ぅうぅぅ……!」

 内にある力を根こそぎ捕食される行為は、あまりにも強力だった。人はおろか異形でさえも跡形もなく吹き飛ばし焼き払うだけの力を持つ初夏だが、それにはエネルギーが必要となってくる。それを吸われるということは、力を持つものからただの少女に堕とされることと同義である。

 (っぁ……だ……め……て、いこ……しな、いと……だめ……なの……に……ふぁっ……ぁ……ちか、ら……すわれ……る、と……かい……ら、くで……からだ……が……ぁ……うぁ、ぁ、はぁあぁぁぁぁ……!)

 そして何より、力を奪われて出来上がった空白を埋め尽くすかのように生まれ出てくる快楽が何よりも厄介だった。
 初夏の体は、様々なものによって開発されてしまった結果、快楽に対してはあまりにも弱い。心では耐えることはできる。だが、体はその心を裏切り簡単に快楽に屈服し初夏を差し出してしまう。
 今もそうだ。触手を振り払わなければいけないというのに、絡まれていない空いているはずの手はまるで初夏のいうことを聞かず、力を飲み干され、胸を甘咬みされるたびに小刻みに震えだらりと垂れていることしかしてくれない。

 (ふぉ……ぁ、ぁぁぁ……っ……あ……ぉぉ……ぁあぁぁぁ……!)

 ジュルルルルル! と胸をくわえている触手が、突然強烈に吸いたてた。戦闘スーツを纏う暇もなく絡まれたために、防御力など皆無な服が触手の粘液に濡れたのか、汚らしい音を響かせる。
 触手の口の中で大きな乳房は淫らに形を弄ばれながら、先端に向かって次から次へと初夏の力を触手へと流しこむ。力という形のないもののはずなのに、凄まじい勢いで駆け抜けていくそれは、母乳と同じかそれ以上に快感神経をこすりあげる。
 力を奪われながらの快楽責め。
 ラファズたちによって何度も何度も経験させられた。だが、慣れることはできなかった。
 慣れることができるわけがないのだ。
 虚脱感とともに与えられる快楽は、あまりにも強烈で甘美だ。搾乳や尿の排泄行為の感覚に等しい。それでいて力が完全になくなるまでは快感が途切れることはない。だが、触手が捕食するこの力は、初夏に関していえばゼロになることはない。触手の腹が満たされるまで初夏は吸収快楽を叩きこまれるということになる。触手に腹があるのか、限界があればだが。

 「むぐぅう!?」

 徐々に体を脱力させ投げ出していく初夏の体が不意に跳ね上がった。支えるように秘所に張り付いているだけの触手がついに我慢できなくなったのか蠢き始めたのだ。
 張り付いたままで自身をメキメキと変質させるように体から無数の触手を新たに生やし、快楽を受け続け出来上がったからだによって濡れそぼったショーツの隙間から入り込むと、触れられることなく自己主張を始めた淫豆に巻き付いたのだ。
 快感神経の塊とも言える上にもっとも淫らに開発されてしまった箇所は、ジュルジュルと粘液を纏った体が這いまわると、それだけでビクッビクッと何度も腰を跳ねさせた。
 しかし、当然それは下準備に過ぎなかった。
 勃起した淫豆を余すことなく、根本にまで這わせた触手は、一度そこで動きを止めた。口も胸も捕食を留めていないために初夏に休まるときはなかったが、強烈な快感が止んだことはほんの少しの救いだった。
 それがまやかしであるということを知るのに時間はいらなかった。

 ズジュジュジュジュジュジュジュ!!

 「――――――――――――――――――っぁ――――――!!!?」

 巻き付いた触手も例に漏れず、吸引を始めたのだ。
 だが、口や胸のように一つの口によっての吸引ではない。巻き付いた触手の内側が無数の口となり、ついばむように吸い立てていた。
 それによって生まれる快感は筆舌に尽くしがたいもので、初夏は一も二もなく一瞬で絶頂まで導かれてしまった。
 脱力していたはずの体は弓なりに張り詰めて、ヒクンヒクンと小刻みに痙攣をする。
 絶頂快楽を受ける原因を作ったクリトリスから快感電流を受けてか、子宮が戦慄き、玉の汗を浮かべるお腹が不規則に引き攣っている。
 触手によって支えられている秘所は、ショーツの役目を放棄させるほどに愛液を分泌し、触手と太ももをしとどに濡らし汚していた。

 (ぁ……ぁ……こん……な……っ……)

 全身を包み込む恍惚感があまりにも強すぎて、絶頂の余韻からまるで抜け出せない。
 チカチカと明滅する視界のままに体がすぐさま現れる虚脱感に投げ出され、完全な無防備となってしまう。

 「――――――――っ――――――――――っ、っ――――――!!!」

 獲物を容易に捕食できるチャンスを逃すようなことはなく、触手はさらなる吸引を開始する。
 くぐもった声さえ上げることもできず、初夏は声無き嬌声でむせび泣きあえなく再度絶頂へ押し上げられてしまう。
 虚脱感を埋めていくこの感覚は今までものよりも、全身を包む恍惚感が段違いだった。
 悦びに体が淫らに開かれ、それを触手に伝えるかのように不規則な痙攣を初夏の意思に背いて起こしてしまう。
 
 (く……は……ぁ……とろ……け……る……とろけ……て……しま……う……)

 口をふさがれていることで余計に酸素が足りず頭がぼーっとしてしまう。
 瞳が快楽と吸収で徐々に光を失っていき、体からもともと小さかった抵抗がなくなっていく。だらり垂れ下がる腕が自身の痙攣で情けなく揺れた。

 

 「ぅ……ぁ……ぁ…………ぁ……」

 それから、一体どれだけの時間が経ったのか。幾度と無く絶頂に絶頂を重ねられた初夏の体は、惨めに廊下に横たわり、手足を投げ出して不規則に痙攣を繰り返していた。
 
 (わ……たし……どう……な…………て……)

 いつの間にか終わりを迎えた快楽吸収責め。
 快楽でかきむしられた頭は容易に立ち直ってくれはしなかったものの、自分が今触手に捕らえられていないということだけは理解できた。
 体には未だに余韻が走り、恍惚感で腰がとろけたように甘い痺れを抱いている。

 「く……ぅ……」

 そんな体に初夏は鞭を入れた。未だに体は脱力しておりあまりにも重くなかなかいうことを聞いてくれなかったが、時間をかけて壁にてをつきながらも起こすことに成功し、体を引きずりながらも歩き出した。

 (どういう……こと……なのかしら……)

 今までの敵であれば意識を失うほどに追い詰めたあとに放置するようなことはなかった。そもそも餌として認識しているのならあのまま捕らえてしまうほうが都合がいいはずだ。
 もっとも、また同じように襲われれば、先の時以上に抵抗ができないことは間違い無いだろう。回復はある程度早い体であるが、限界ギリギリまで吸収された力はそれほど都合よく戻りはしないのだから。

 戻るという選択肢もあったが、扉が締め切られていることを思い出す。それに廊下で見た人影も見捨てておく訳にはいかないと、初夏は前に進むことを選んだ。

 だが、それが更なる快楽地獄への幕引きだった。

 「ぁぶ……っ! む、ぅ! あ……ぁ……ぁぁ……はぅぅ!」

 ある程度進むと、触手が再び現れる。そしてほぼ無防備な姿を晒す初夏に絡みつくと、再び力を吸収し始めた。

 (は……ぅ……)

 弱々しい反応でなすがままに体を晒す。力が抜ける感覚が分かるほどの吸引を前に、腕は愚か指先でさえまともに動いてはくれない。
 ゴキュゴキュと飲み干されるとついには膝から崩れ落ちてしまう。
 その瞬間、触手は姿を消していった。

 (な、ん……で…………?)

 弱々しい呼吸で体を引き攣らせながら、うつろな瞳で疑問を浮かべる。だが、答えはわからず、少しの回復で先を目指し歩き出した。

 
 それから、何度も触手は初夏に襲いかかった。
 口をふさぎ口内を蹂躙しながら力を吸収した。
 胸に食らいつき、衣服を食い破り、顕になった胸を直接咥えて、力を吸収しながら母乳を分泌させ飲み干した。繰り返される内に起き上がることも困難となって胸を咥える触手を支えにする形で、抵抗などすることもできず何度も吸収搾乳絶頂を味わわされ、意識を失い、放置された。

 クリトリスに吸い付かれたときは、立つことも許されず延々と吸い立てられた。時にはジュボジュボと粘液まみれの体で根本から擦り上げながら吸引をされむせび泣いた。気を失うほどの快楽だというのに、一切止められることなく続けられた行為に、やはり意識を飛ばしてしまうこともあったが、快楽を上書きする勢いでクリトリスをいじくりまわされ、吸いたてられて無理やり覚醒させられては、絶頂をし意識を失って、快楽で覚醒させられた。
 腰が蕩けてしまったのではないかというほどの責めは、いつの間にか終わりを迎えていたが、じくじくと激しい疼きを初夏に残していた。

 「ぅ……ぁ…………ぁ……ぁ……ぁぁ…………は……っぁ…………っ」

 そしていま、ショーツを破り捨てられ守るものの亡くなった秘所を覆っていた触手が、チュポンと淫らな音を立ててクリトリスから引き剥がれた。
 大の字となって廊下に見を投げ出す初夏は、意味のない声を漏らしながら、最後の刺激に腰をビクンと跳ね上げて弛緩したが、直後に漏れた黄金水によって、腰を弓なりに反らして全身をつっぱらせた。

 (さが……さ……ない……と)

 ビチャリと腰を落とし周りの水たまりをわずかに跳ねさせる。何時まで経っても収まらない痙攣に合わせて、秘所からピュッピュッと愛液と尿が跳ばしながら、しかし初夏は未だに心を折らずに、前に進むことを選んだ。

 だが、繰り返された力の吸収により、瞳に景色を写すことさえ億劫なほどに消耗してしまっている。体に動けという命令を送ることさえうまくいっていないのか、いつまでたっても意味のある動作が起きようとしない。
 
 初夏自身分かっていることであった。もはやこれ以上どうすることもできないということは。しかし、だからといって諦めて投げ出してしまえば、ほんとうの意味で餌と成り下がってしまう。諦めたら人として生きることも許されないのだ。
 だからこそ、初夏は心だけでも抵抗を示す。たとえ蕩けさせられ真っ白に染まり消されてしまっても。

 だからこそ、触手は再び触手を初夏へと向かわせる。抵抗する意思を根こそぎ折り蕩けさせるために。

 「あ――は、ぁ――――っ」

 床の影から伸びた触手が、いきなり初夏の秘所へと食らいつく。今までのようにクリトリスに巻きつき扱きながら。

 (はぁ、あぁぁっ! ま……け、ない……まけ……る……もの……か……ぁ……っ)

 真っ白に明滅する頭で、必死になってすがりつくように抵抗する。
 だが、その抵抗を完全に叩き潰すために、無数の触手が床から生え、天井から降りてきた。
 その光景をはっきりと見ることができなかったのは、ある意味幸運だったのかもしれない――

 「かは――――――――っ」

 一本の触手が今まで触れる程度だった秘所をこじ開け、膣内へと潜り込んだ。グジュリと濡れそぼった穴は淫らな音を上げた。

 「は――――っぉ――あ、あ――――ぁ――――――っ」

 触手はそれで終わることなく、初夏の膣へと殺到し穴を塞いでいき、もはや入りきら無いというほどに身を押し込み、そのまま滅茶苦茶に動き出した。

 「ぁ――――――! ぁ、あぁぁああ――――――――!!!」

 これまで吸われるだけだった行為が一変。あまりにも激しい陵辱行為に、完全に出来上がっていた体はあっさりと屈服絶頂を迎えた。
 ジュブジュブとかろうじてある隙間からは愛液なのか触手の粘液なのかわからない液体が激しさのあまり辺りに飛び散っては汚していく。
 それに合わせてクリトリスに巻きついた触手も激しく動きまわる。オナホールのように完全に包み込んだその身を使って男性器のように扱き上げられる。

 「くひっ――――ぁ――――――――ぁ――――――――――――!!!」

 腰が勝手に浮かんでしまい、突き出すような淫らな格好をしてしまう。挿入するのに調度良い形となったことで、触手は我先にと奥にある穴を穿ち、子宮内へと侵入する。それでも勢いが収まらない触手に、初夏の魅惑的なお腹が醜く触手の形に歪められた。
 
 (はげ……しぃ……はげ、しすぎ……る……ぅ!)

 襞を擦り上げられ、Gスポットを徹底的に突きまくられ、子宮口を叩かれながら、子宮内を蹂躙される。
 異常すぎる行為によって発生する快楽はあまりにも熱く蕩けるほどに甘美で、人知を超えた行為にも初夏の体はかくかくと腰を振って悦びを表していた。
 裏切った体が送り込んでくる強すぎる快感は全身に得も言えぬ恍惚感をほとばしらせて、信じられない悦楽を叩きこんでくる。
 電気信号のように一気に腰から脳天まで貫かれると、そのたびに悦びに体が勝手にむせび泣き、絶頂を迎えていた。
 
 「うぁ、ぁ――――――――――っっぁああ――――――――――――――!」

 もはや絶頂から下りることさえ許されない連続絶頂地獄。しかし触手の責めはまだ終わらない。
 顕になり、フルフルとマシュマロのように揺れる大きな果実に触手は狙いを定めると、何度も何度もやってきたように胸を咥えこんだ。しかしこれまでのものとは違い、胸全体を完全に飲み込んでしまった。
 そうして始まるのは、搾乳機のようなバキュームで、快楽を覚えることによって母乳を分泌してしまう体質であるために、下準備の完了している体は、より強い快楽を覚えるためにと、搾乳触手に母乳を捧げた。

 (むね――――むね、がっ…………ああぁぁぁぁああああああぁぁあああぁぁぁあぁ!)

おとがいがそれるほどに体が弓なりに突っ張った。しかしそうすることによって得られるのは安息ではなく、ただただひたすらに快楽だけで、目の前を極彩色にはじけさせながら絶頂する。酸素が足りなくなったのか求めて伸ばされる舌から涎が垂れる。呆けたように開かれた口からは唾が跳ぶ。
 ブジュリブジュリと淫らな音を響かせながら、胸の根本から先端に向かって丁寧に絞り一滴も無駄にせんと触手が張り切って搾乳する。
 膣を、子宮を犯す触手によって、胸の奥がキュンキュンと恍惚感で震えて信じられない絶頂を初夏に送り、いたるところで体液を垂れ流す。
 頭の中がどんどん快楽でうめつくされていく。
 どこもかしこも気持よすぎて、たまらない。抵抗を嘆く心さえあまりの快楽の本流に逆らえず、既に意味さえ伝えられていない。

 (はぁ……ぁあ、う……すご……すぎ……る……っ……だ……め……ま、け……られ、ない……の……に……ちから……がも……でな……く…………)

 ふと、思い出す。
 抵抗できないほどに追い詰められた。快楽によって、というのも一つの理由だ。
 だが、もっともな原因があったではないか。

 力を根こそぎ吸収するという方法で。

 「ぁ――――――――――――――――」

 恐怖を浮かべられたのはほんの一瞬だった。
 その瞬間、生み出された触手全てが、一斉に初夏に殺到した。それこそ初夏の姿が見えなくなるほどの物量を持って、歯のない口でくわえ込んだのだ。

 そして――

 「――――――――――――――――――――――――――――――――っ」

 初夏は脱力感と恍惚感に包まれた。



 「………………っ…………ぁ…………」

 それから数えきれないほどの時間が過ぎた。
 初夏の姿は、廊下にはなくなっていた。
 先に進むことができたというわけではない。触手たちによって誘われたのだ。餌として最も効率良く吸収できる場所に。

 「はひ………………ぁ………………ぁ……」

 初夏の身体には当時着ていた服は欠片もない。代わりに覆っているのは、グロテスクな触手で、腕と脚を包み、頭を支え、口を塞ぎ、胸を覆い、秘所を穿っていた。
 それら全ての触手が何かも飲み込むようにゴキュリと音を立てて蠢いていた。
 規則正しく、初夏という餌から力を吸い出す姿は、機械のそれと言えた。
 
 「ぁ………………ぁ…………」

 ジュブジュブと淫らな音を立てる秘所の少し上に芽吹くクリトリスは、ひっきりなしに動き続ける細かな触手に弄ばれている。尿道にも入り込んでは、その裏側から責める徹底ぶりだ。

 「……ぅ……ぁ……」

 初夏の口から漏れるのは、意味のない声だけだった。快楽は間違い無く覚えている、が、それに強く反応できるだけの力が残っていないのだ。全て、吸収されてしまっている。
 回復しようにも、回復した先から吸収されてしまう。
 常人より強い回復力があることも意味をなさなかった。

 「………………っ……」

 しかし、初夏という餌については触手たちにはある意味特別な存在だった。
 回復が早く常人と比べると力の質も良い。これまで喰らってきたものたちの力が家畜の餌といえるほどの差があった。
 道中の初夏への行為は、選定だった。
 より質がよく強力な力を得るために触手は罠に陥った獲物をふるいに掛ける。
 そして初夏は見事選ばれた。
 初夏という餌は、触手の本体に捕らわれ力を捕食され続けることとなった。

 そうして既に一週間。
 依頼の対象がどうなったのか、新たな犠牲者があったのか、初夏にはわからない。
 
 (…………ま……た……す…………わ、れ……)

 吸収され消耗しきった身体は、もはやまともな思考すら出来ないほどに追い詰められ、ただただ触手の餌として扱われ続けた。

 
 その後、あまりの被害の多さにようやく危険視をした国が討伐救助隊を編成する事となる。初夏が館へと脚を運んでから、半年後の話だった。


 
SS | コメント:1 | トラックバック:0 |
<<くりせめます | ホーム | 杏さんあげいん>>

コメント

またもや初夏さんは触手という快楽生物(とても便利な生物)に身体を明け渡して開発&陵辱を受ける...あぁ素晴らしい...┌(┌廿△廿)┐

今回のSSも私のお気に入りリストに入れさせて貰いました...(・ω・´)

いつも敏感さんの小説&日記にはお世話になっています...(っ・ω・c)ジーッ
びんかんさんはあまり無理をなさらないように...身体を大切にしてください...♪

っと挨拶が遅れました、私は初めてのコメントになります...どうぞ零とお呼びください...♪
いやはやでもやはり初夏さんの陵辱はとてもエロい...むしろもっとされてしまって心は堕とされなくても身体は完全に屈服し...心もどこか快楽に溺れてしまえばいいのに...(^q^)

おや...だれか来たようだ...(シュボッ
2012-12-21 Fri 13:35 | URL | zero [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。