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びんかんでなにがわるい

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クリスマスの名残

「ぁ、っぁ! あ、はっ、や、ま、ま──た、イ──くぅぅぅ──!」

 これで一体何度目になるだろうか。
 数えることも億劫になるくらいの回数、彼女は体中に絡み付いている触手にたった一箇所を責められ続けての絶頂を繰り返していた。
 たった一箇所ではあるものの、されども女性の中でもっとも敏感な部位といわれるクリトリス。慎ましやかであった蕾は執拗なまでに丁寧に、塗りこんだ場所を淫らに変える媚薬を余すことなく塗りたくり、その上で人の指よりも細くしなやかな触手が、皮をめくられむき出しになった淫核に殺到しひたすら刺激した。
 小さなその身を覆いつくすばかりに絡みついた触手は、自身から分泌している粘液とを潤滑油にして、艶やかな表面を這い回り、しなやかな体を利用して巻きつき、数の暴力を持って掴み扱き上げる。
 そうされると、赤い服に身を包んだ女性は、触手に絡めとられ煙突へと拘束されている状態にもかかわらず腰を突き出すような形で打ち震え、少しもしないうちに絶頂へと押し上げられてしまった。
 何とか触手の拘束から逃れようとしていた彼女ではあるが、情報とでしかしらなかった敏感な部位を責め立てられた上に、生まれて初めての絶頂に成すすべもなく絡めとられてしまい、無力化されてしまった。
 全身に今まで感じたことのない恍惚感が這い回っており、それが力を入れようとする意思を阻害して抵抗する力を次から次へと奪っていく。
 そんな状態だというのに触手は容赦することなく彼女を責め立て、そのたびに腰を震わせて人生の絶頂回数を更新していき、かれこれ数時間──

「──はぁ……ぁ、はぁ……っ、ぁ! やめ、ろ……っぁ、ん! あ、あぁぁあああぁぁぁ!」

 一秒たりとも休むことなく責め続けられ、次から次へと襲い掛かってくる快感に絶頂へと放り投げられていた。余韻が引く猶予すら与えられずにただひたすらに擦り、もみ、舐めあげる。そのたびに切り裂くような快感が、クリトリスを中心に駆け抜けて、腰を背骨を通って脳をビリビリと焦がしとろかせる。

(こんな……っ、ぁ……こんな、こと……て、ぇ……っひぃ!?)

 配達する役目を担う幸せを運ぶ存在である配達サンタ。そしてその配達を妨害しようとする異形から配達サンタを守るためにある戦闘サンタ。その職を選んび、鍛え学んだ。
 その途中に異形は女性に性的な攻撃をしてくるということを教えられた。
 襲われた女性は心を壊したりトラウマを植えつけられ二度と前線に出ることが出ることができなくなってしまうという。
 戦闘力はもちろん成績が優秀であった彼女はたとえ敗北したとしてもそんなことにはならないと自負していた。決意も覚悟もあった。
 だが、現実はそんなに甘いものではなかった。
 初めて与えられた快楽というあまりにも強烈で甘美過ぎて、一瞬一瞬が何もかもが未知の領域過ぎて、頭も体もついてこない。

(ま、けな……い……こん、な……もの……にぃぃ……!)

 慎ましやかだったクリトリスはいまや小指大の大きさにまで痛々しくも晴れ上がり、より一層敏感になってしまっている。コリコリと触手が動くだけで、気を抜けば一瞬で頭を真っ白に染められてしまいそうで、だというのにずっとそれだけではすまない責めが続いている。
 すぐ下にある秘所は未だに触れたこともほとんどなければ触れられてさえいないというのに、ヒクヒクとひとりでに物ほしそうに震えながら涎のように愛液を大量に垂れ流している。
 時折プシッと潮を噴出してはガクガクと腰が打ち震えた。

「んむ、ぁ──っ~~~~~あ、っ! あひぃぃぃ! あ、っぁぁあぁぁあ!」

 せめて声だけでもと口を閉じようとするものの、快感電流が走れば一瞬で開け放たれて、みっともなく喘ぎ声を上げてしまう。だがそれを恥だと思う前に、すぐさま触手がクリトリスを締め上げてしまうとビクンと激しく体が跳ね上がってかき消されてしまう。

(まけ、たくない……のに……こんな……ものに……あぁ、ぁあぁぁぁ! ど、して……こん、な、あぁぁ!)

 まるで体の中心がクリトリスになって触手に支配されてしまっているかのように、思うように動かない。
 何とか腕を動かそうとしても、小刻みに痙攣するだけでまったく力が入らない。
 足に力を入れようとしても、クリトリスから送られる快感にお腹の奥が戦慄いて、快感を受け止めるために突っ張るだけしか動いてくれない。
 心の中でどれだけ快楽に抗おうとしても、小さな豆が体を裏切らせ、心と理性を追い詰めていく。
 そんな必死な彼女を追い立てるべく、クリトリスの周辺にさらに無数の触手が現れる。

「ひ──っぐぅ!? な、なに、がっあ、あひぃいぃぃぃぃいいいいいぃぃ!? あ──っ、そこ──なん────で、ぇ!?」

 単純に倍近く増えた触手は、躊躇することなく小指大に肥大化したクリトリスへと襲い掛かる。
 だが、もともと覆うほどあった触手だ。それが増えたところで自分が、と主張していけばお互いの動きを阻害することになりかねない。かと思えば触手は自らの役割を心得ているといわんばかりに、つながっている下部へと向かっていった。
 人の指などとは比べるべくもないほどの細さとしなやかさを併せ持っている触手は、本来不可能であるクリトリスの付け根へと侵入し、上側からだけではなく下側からも刺激を与えだしたのだ。
 まるでブラシをかけるかのように激しくストロークを繰り返す触手の動きに、彼女は舌を巻いて体を引き攣らせ、絶頂した。
 
「──っあ! あ、っひ! ぁ! っ────っぉ、お、ぉぉ、ぉ──」

 視界が明滅して何も見えない。口が「あ」ではなく「お」に縮められ、触手が付け根の奥をコツコツと叩くたびに、ガクンガクンと体が壊れたように揺れる。あまりの快感に思い切り目を見開いて、閉じることもできずに、涙が頬を伝う。

(そ、こ──だ、──め────っ──びり、びり──て────して──くは──っ)

 しこしこと根元から扱かれ、コリコリと揉み解され、グチュグチュと擦りあげられて、その上付け根まで制圧されてしまい、完全にクリトリスそのものを制圧されてしまっている。
 逃げ場のない快感が、彼女を襲いただただ鳴きあえぐことしか許されない。
 戦うために、守るためにあるはずの自分が、ただただ快楽を生み出されそれに蕩かされていくだけの存在へと作りかえられていってしまう。
 
(いや……だ……そんな、の……い、や……だ……)

 まだまだやりたいことがある。守りたい人たちだっている。見たい笑顔がある。だから、壊れてしまうわけにはいかない。それこそが完全な敗北なのだ。
 相方を逃がすために切り札を使ってしまっている。
 力を入れたくても絶え間ない快感と度重なる絶頂でまるで入らない。

(まけ……な、い……まけ…………ないぃぃ……!)

 今だって快感がとまったわけではない。体が裏切ったとしても、心だけは絶対に折らせない──

「────────っか──は──」

 何が起こったのか、などということすら考えられなかった。
 一瞬体が宙に浮いたような感覚とともに、頭が真っ白に染められてしまった。
 たったの一撃。たった一本の、しかし初めての彼女にとってはあまりにもたくまし過ぎる触手が、秘所に突き刺さっていた。ブツリという音が確かに彼女の頭の中に響いたのだが、感じたのは痛みなどではなく、襞を擦られ子宮口を叩かれた際にある快感だけ。

(うぁ……ぁ…………ぁ……なに……なん……なの……?)

 突っ張っていた体から力がスッと抜け落ちて、しかしそれが信じられないくらいの恍惚感をもたらしてくれる。
 頭はおとがいを反らし、目は見開き、口がわなわなと震えている。涎がたれる事など構っていられず、口元を汚して首まで滴る。
 ガクガクと体が不定期に震えて、壊れてしまっているようにさえ見える。
 太すぎる触手と秘所との間に、処女であった証の赤がたれ流れるが、それと同時にトロトロと愛液が滴り、触手の粘液と混ざり合う。
 
「ぁ……ぁ、あぁ……ぁ……っあひゃああぁああああああぁあぁ!?」

 膣内の襞を全部ひっくり返しながら引き抜かれたと思えば、ズヂュ! と粘液を飛び散らせながら一気に子宮口まで貫いてくる。ひっくり返された襞がまた押しつぶされて、子宮口に杭を打ち込まれるてしまえば、それだけで失いかけていた活を注入されるかのごとく、体が跳ね上がる。
 しかもそれが、杭と比喩したとおりに削岩機のごとく勢いで穴をこじ開けようとひたすらに打ち込まれてしまう。初めてだというのに一切の情け容赦のないピストン運動に、呼吸もままならないまま、彼女の体がおもちゃのように上下する。
 痛々しく広げられた秘所からはジュブジュブと淫らな音が聖夜の空に広がる。

(こわれ……る……こわ……れちゃ…………っ)

 一突きごとに、頭の中がぐちゃぐちゃにされてしまうような快感が子宮を通って全身を電流のように駆け巡る。背筋を絶え間なくゾクゾクした感覚が貫いて、どうしようもないくらいに体が蕩けていくのをまるで止められない。
 自分が自分でなくなっていくような感覚に一瞬恐怖を覚えるのだが──

「くひぃいいいいいいいいいいいいい!?」

 クリトリスの触手が膣触手に負けじと擦りあげるとそれだけで恐怖は霧散する。代わりにやってくるのは信じられないくらいの恍惚感で、体が勝手に開かれて脱力してもっと大きな快感を得ようとする。

「あ、あぁあぁぁ! あ、ああきゃああぁぁぁああぁ! ひ、あ、あぐ、あぁぁああああぁぁぁぁ!!」

 散々クリトリスで快感を仕込まれた体は、破瓜の痛みなど与えることもなく、いや、それすらも被虐の快感にしてしまっているのだろう。腰が抜けるほどの悦楽がじわじわと理性をえぐっていく。

(こ、んな……の……こんな、の……たえ、られな……い……)

 最初にあった決意は折られてしまったわけではない。だが一本あった柱が無理やり半ばから溶かされて崩れてしまっていた。
 理性への最後の防壁であった決意が崩れてしまえば、津波のようにやってくる快楽から逃れるすべはない。
 だというのに、人外の快感を削岩機よろしくのピストンで伝えられてはもはや彼女には何も残されていない。

「んぁああぁぁ! あぁぁあ! あ、あぁぁあ! あ、あ、ああぁぁ、あぁぁああぁぁ──────っ!」

 絶頂が止まらない。押し上げられてまた降りてくる前にさらに押し上げられてを繰り返す。
 張り詰めすぎた体は弛緩することなく、ただただ汁を撒き散らして痙攣する。
 ズリュリュリュリュ! と襞をなぶって突き進み、一枚一枚を丁寧にひっくり返しながら引き戻る。単純な動作ではあるが、徐々に速度があがり、比例してピストンの衝撃も大きくなる。

「────っ! あ────っ、ぁ──────っっ!!」

 肥大化したクリトリスをさらに成長させようと、粘液を塗りたくりつねるように引っ張りながら、根元をシコシコと擦りまくる。

「ひぁ───っ──っ────っ──っ」

 ジュブジュブという音が響き粘液が飛び散るくらいの勢いで擦られると、目の前が真っ白に光って、正体を失ってしまう。声にならない喘ぎ声を上げる。

(ぁ……ぁぁ……ぁ…………)

 何もかもが限界だった。
 意識が遠のいていくのを止められない。
 
「────────────っぁ────────っ」

 そんな彼女に止めといわんばかりに最奥へと触手が進入を果たし、彼女の意識は完全に途絶えた。




 それから数日間。彼女は救出されるまで異形の欲望と恨みを受け続けていた。
 救出された彼女が再び戦線に戻ることができたかは定かではない。



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