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びんかんでなにがわるい

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1-1

 それは突然起こった非日常で非現実。
 そこには今まで何もなかったはずだ。そう何もなかったからこそ、初夏はその道を通ることを選んだのだから間違いない。
 では、彼女の目の前で起こっているのは一体何なのか。
 見たことも無い生物に女性が組み敷かれている。
「なに……これ……」
 初夏は自分の目を疑った。そして現実に戻ることを一瞬拒んだ。しかしそれはしかたがないことだろう。確かに彼女が普段から一般人とはかけ離れた行動をしているとはいえ、そこはまだ人の常識が存在する世界。人の知識により支えられ未知などという不可解な存在は限りなく抹消されているはずの世界なのだから。
 そこにいきなり目の前の光景のようなものを叩きつけられてしまえば目をそらしたくもなるというものだ。
 だがその非現実はそんな甘えを許そうとはしなかった。
「グルゥゥゥ……」
「え……?」
 一体どこから現れたのか、突然彼女の背後から獣のうなり声のような音が聞こえた。それを必死に理解しようと頭は働こうとするのだが、同時に鼻をくすぐった甘ったるい臭いが頭を揺さぶり、音に反応する程度も許されず、無抵抗にそれに覆いかぶさられた。
「な――ぁ――!?」
 頭が一気に真っ白になる。
 一体何が? どうしてこうなった? 女性は? 自分は? 疑問ばかりが浮かんでは消えていく。
「グブルゥゥ……グフゥゥ……!」
 混乱に混乱を重ねる彼女に追い討ちをかけるかのように、獣は荒々しい息を吹きかけながら初夏の豊満な胸を揉みしだいた。
「ふぁ……ぁ……!?」
 されたことは高々胸を服の上からもまれただけだ。だというのに、ピリッと何かが彼女の中で駆け抜けたかと思うと、言葉にし難い感覚を覚えたかと思うと、体が少しだけ跳ね上がった。
(な……今の……なに……!?)
 頭が状況に追いついてこない。しかし獣は初夏の整理をさせまいとするようにグニグニと胸の形を変える。そのたびに、体の芯から未知の感覚が駆け抜ける。
「くあ……は……やめ……ろ……ぉ…………こんな、こと……なんに……あ、あふっ!?」
 獣の手の中で形を変える度に、甘い声が上がっていく。時折先端に指が触れると、ビクンっと強く体が跳ねる。
(どうし、て……こんなこと……だけで……あ、たま……ぼ……と……)
「はぁ……はぁ……はぁ、あぁ! む……ねぇぇ……もむ、なぁぁ……」
 胸から発するそれは波のように全身に浸透していき、力を徐々に奪っていく。呼吸が荒くなっていき、抜けた力は足から支えることを放棄させ、気がつけば初夏は獣に体を預ける形になっていた。
 それにあわせるかのように、獣は片手を胸から離すと、そのまま股間に向かって伸ばし、無遠慮になで上げた。
「きひぃぃ――――――っ!」
 ビクン!
 初夏の背中が一気にそれて弓なりになった。
「い……いまのは――――ひ、あぁぁぁ! あ、あぁぁ! そ、それだ、めぇぇええ!?」
 たった一度だけで終わるはずもないといわんばかりに、獣は太くごつごつした毛むくじゃらの指を初夏の股間部に這わせる。
「グフゥゥ……グフゥゥ……!」
 顔のすぐ横に獣の顔があり、その声はどこか興奮しているようにさえ聞こえる。だが初夏にそれを悟れるような余裕もなければ、すぐ傍から発せられる生暖かくて甘い臭いに、頭をハンマーにでも殴られたような衝撃を受けていた。
 鼻腔をつき、頭がくらくらになる臭いを吸い込むたびに、体が熱く熱くなってしまう。その上股間から、胸から広がっていく刺激がどんどん強くなっていき、顔を真っ赤にしながら、荒い呼吸と蕩けた声を上げている。
「ふあぁぁ……! やめ……やめ……っぁ、く……んふあぁぁ!」
 止まず、止められない感覚に、初夏は次第に痺れていく。指をかんででも我慢しようとしているのだが、いかんせん相手が悪すぎる。体験したことのない相手には抵抗しようもなければ、どんどん体を飲み込まれていってしまう。
(体が……キュンキュンって、なって……なにか……変な感覚が……小股から、くる……! 押し上げ……られるぅぅ……!)
 クチュ! クチュ! ジュリュ! クチュ! グチュ!
「うぁ! は――ぁぁ! ひ、いひぃぃぃ! あ、うぁぁ! な、何、かぁ……! く、る……きちゃ、う、う……あ、あぁぁ……!」
 目の奥で何かが明滅している。胸をグニャリと強くもまれるたびに、股間を擦られるたびに、その光が一気に迫ってくる。
「あぁぁ! く、るうぅぅ! ひか、りぃぃ……! くるのぉぉぉ! あ、あ、……あ――――っあはぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


第一話1-1

 ビクンビクン、ビクン、ビクンビクン
 初夏の体が何度も何度も激しく痙攣した。
「かは――は――ぁぁ――っ、ぁ――ぁ――はぁ――」
 初夏の人生初めての絶頂だった。




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